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2009年2月

2009年2月19日 (木)

POSERでロックバンド(その7 オリジナル曲を演奏させてみる)

まだついてきてくれてる人はいるんだろうか?
「3DCGソフト『POSER』でロックバンドを作ろう!」コーナーもいよいよ大詰め。
何がなんだかわからない方は、過去エントリを見てちょ。

これまでのエントリ

数々の苦難を乗り越えてPVが完成しました。
曲名は「Gandhi's Birdhouse」。
インスト曲というものを初めて作ってしまった。
時間と回線に余裕のある人は、こちらでぜひ高画質版を-できればヘッドホンで聴きながら-見てやってください(画面の右下から「HQ」を選んでもOK)。

▼うざい解説その1:とにかくひたすらループ
完成したムービーは3分半。
コマ数にすると6,300コマ。
こんなものにまじめに取り組んだら日が暮れます。
なので、実際に作ったのは場面ごとに60コマ(2秒=1小節)とか120コマ(4秒=2小節)の短いループデータだけ。
最長のシーンは16秒だけど、中身はひたすらコピペして伸ばしてるだけ。
これを、不要な人物を非表示にしたりしながら、カッコよく見えるカメラ位置を探しまくって違うシーンに見せかけているのです。

実写では絶対に撮れないようなアングルとカメラ移動を考えるのが楽しくて。
CGの役者たちは文句も言わずに何回も同じことしてくれるし。
これが実写だと、やれ「疲れた」「オシッコ行きたい」「タバコ吸いたいから休憩しよう」「早く終わらせて飲みに行こう」「人前で歌うのヤダ」「つけヒゲが取れたからもう撮りたくない」とか、言うこときかないったらありゃしない。


▼うざい解説その2:曲もひたすらループ&コピペ
曲づくりなんかに時間をかけてられないので(←本末転倒?)、ベースとかギターは4小節ぐらい弾いて、こちらもひたすらループ&ループ。
シンセも同じデータをコピペ&コピペ。
レコーディングを重ねるごとに楽器を弾く時間が短くなっていく今日このごろです。


▼うざい解説その3:画像の精度
実は世間に流れているCG映像と比べると、精度(注:解像度ではない)を極力落としてあります。
専門用語で言うと「レンダリング」ってやつ。

やろうと思えばこの画(↓)を
Gg_preview

これぐらいの精度(↓)
Gg_render

で出力できる。
肌やギターの質感、目の表現などが全然変わります。
でも出力に100倍ぐらい時間がかかる(笑)。
モチベーションが落ちまくってムービーを完成させられないと思ったんで、楽な道を選択。


▼うざい解説その4:インドの風景
映像を作っていくうちに、演奏場面だけでは飽きると思って、2コーラス目からは別シーンを挿入。
音源にうっかり入れてしまったシタールに合わせてインドの場面を撮ろうと思ったんだけど、インドの寺院っぽいデータが見つからない。
シタールなんてなおさら。
仕方がないので中世の城と謎の楽器で代用してしまった。


▼うざい解説その5:ドラムヘッドのロゴ
ビデオを公開するにあたって、どうしてもドラムヘッドの「Beatles」のロゴは直しておきたかった。
ベンダーがいくら「利用は自由」と言っても、明らかに意匠権の侵害だからね。
修正するやり方を発見して、別のロゴを入れておきました。
気づかなかった人はもう1回ビデオをチェックチェック。


実はまだこのシリーズは続きます。
次回は「フィギュアに歌わせてみる」。
予定は未定。

追記:
→「その8 歌わせてみる」へ

2009年2月15日 (日)

POSERでロックバンド(その6 主役をオーディションしてみる)

前回までのあらすじ↓
http://ghid.cocolog-nifty.com/band/poser/index.html


ここ2週間更新できなかったのは、けっしてモチベーションが下がったからではありません。
パソコンを3D対応にするべくビデオカードを交換してメモリを増設したのでした。金と手間がかかるわ~。

ドラムス=サイモン、ギター=ジェイムス、ベース=マイケルまでのメンバーはすんなり決まったので、今回は真ん中に立つギタリスト選び。
男性フィギュアはすでにコマが尽きているので、センターに立ってもらうのは女性フィギュアになります。
POSERの場合、男より女の方が種類も多いし、出来もイイからネ。


候補その1:ヴィクトリア
第一候補はヴィクトリア。
ベーシストのマイケルと同様、DAZというメーカーのフィギュアなのですが、あまりの出来のよさに、事実上のPOSER標準フィギュアとなっているようです。
PVを見るとデファクトスタンダードになってる理由もわかろうというものです。

すげえ・・・(どうでもいいが、最後にキスするねーちゃんは、スチュアートサトクリフの映画「バックビート」のアストリッドに激似じゃね?)

無料のベーシック版があるので、さっそくダウンロード。
大期待しながらデータを開いてみると・・・

Victoria

何やら体がごつくて、目玉が白い下ぶくれのねーちゃんが現れました。
パッケージで期待させておいて、中身を見るとガックリ、って世の常とはいえギャップありすぎ。
調べてみると、有料の追加データを購入しないとあまり使い物にならないらしい。
PVに出てくるような超絶美女にカスタマイズするには、バンド全員を作るよりずっと手間がかかりそうなことが判明。
あっさり却下。


候補その2:aiko3.0
これまたDAZ製で、外人が作った日本人向けの萌えフィギュアらしい。
ちなみにテトラポットやカブトムシとは全然関係ナシ。
最新のバージョンは4.0だけど、ひとつ前のバージョンは無料らしいのでダウンロード。

Aiko4b

人気あるだけあってフィギュアの出来はいいんだけど、他のおっさんメンバーと並べると違和感ありまくり。
残念ながら却下。
服データとかが無料でたくさんあるんで惜しいんだが。


候補その3:ジェシーG2
これはPOSER7.0を持ってれば無料でもらえる最新型のフィギュア。

Jessi

昔のウッディアレンの映画で見たような知的っぽいアメリカ美人。
これならば標準服も合わせやすいし、標準フィギュアのデータも流用しやすそうなので作り始めたんだが・・・。

なんか地味。
途中まで作りかけたんだけど、やっぱり却下。


候補その4:ガンマガール
これはPOSER7に無料でバンドルされていたオマケフィギュア。
Sixus1というかなりマイナー感ただようメーカー製。

Gg2

アニメ調とはいえ、「その2:aiko」よりは違和感がなさそう。
「その3:ジェシー」の動画データを適用して並べてみると・・・

お?いいんじゃない?
ジェシーも日本人離れしたプロポーションのはずなのに、さらに人間離れしたプロポーションだと華やかさが全然違う。
これでPVのテスト版を作ってみることに決めました。

問題は、ガンマガールの服がまったく見つからないこと。
どうやら全然人気がないらしい(←人気があるフィギュアは有志のデータがたくさんある)。
このままでは動画で着てる変なコスチュームしか選択肢がない。
仕方がないので標準服を無理やりカスタマイズしてみました、初心者マニュアル見ながら。
超マイナー(※)なアイドルに入れ込むってのも一興だし。

なんとかなりそうかも。

ということで今回はここまで。
実は撮影は着々と進んでいるので、次回はもう少し形になったものをお見せできるかも知れません(できないかも知れません)。


※余談になりますが、YouTubeで検索してみると、POSERの関連動画の人気のなさに驚きます。
POSER界の大スター、ヴィクトリアでさえ初音ミクに比べてケタが2つ3つ違う。
そんな初音ミクでも、世間一般ではマニアックな存在(←少なくとも仕事関係の知人は名前ぐらいしか知らない)ということを考えると、ガンマガールのロングテール度(笑)に頭がクラクラします。

追記:
→「その7 オリジナル曲を演奏させてみる」へ

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