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2009年8月

2009年8月31日 (月)

不気味の谷対策

前エントリのとおり、CGミュージックビデオ「Ready for your Love」を1週間で3万人ぐらいに見てもらいました。
ありがたや。

Ggところが感想は「ボーカルの顔と動きが気持ち悪い」のオンパレード(笑)。
作った本人はけっこうカワイイ(→)と思ってるんだけど、世間とはだいぶギャップがあるらしい。
見慣れるとそうでもないと思うんだがなぁ、初見では気持ち悪いのかなぁ。

中に「不気味の谷だな」という意見があって、これは私もどうしようか考えていたところなので、この機会に試行錯誤してみることにします。

Wpdms_fh_uncanny_valley_3「不気味の谷」とは、ロボットやCGを人間に似せていくと、あるポイントから急に気持ち悪く感じる現象のことで、wikipediaにとてもていねいに書かれています
グラフがわかりやすいので引用してみました。


YouTubeにそのものズバリ「The Uncanny Valley(不気味の谷)」という動画がありました。
このビデオ、不気味度の具体例が示されててとても面白い。

例1:赤いライトと声だけのHAL
Uncannyvalley00_2
グラフの一番端っこ。
もちろん2001年宇宙の旅のあいつね。


例2:人間には見えないけど、とても可愛い
Uncannyvalley01
不気味ゾーンの手前、一番安全なところ。
これを気持ち悪いと思う人はいないと思う。例の引き方がウマイ。


例3:ちょっと違和感アリ?
Uncannyvalley02
・・・ちょっと?
動いてるところを見ると、かなり気持ち悪い。


例4:ちょっと恐い
Uncannyvalley03
「ちょっと恐い」どころではなく、不気味すぎて夢に出てきそう。
動いてるとなおさら。


例5:不気味の谷の底
Uncannyvalley04
でも個人的には例4の方が恐いかも。


例6:谷底その2
Uncannyvalley05
キャプション読めません。


例7:ポーラーエクスプレス?ゾンビエクスプレスの間違いだろ
Uncannyvalley06
ポーラエクスプレスってのはこの映画のタイトルなんですかね、よくわからない。
個人的には全然大丈夫なんだけど・・・。


例8:悪くはない、でも良くもない
Uncannyvalley07
厳しい。
オレだったら「不気味の谷を克服したぞ」って宣言しちゃう出来。


例9:不気味の谷を超えた?
Uncannyvalley08
これはネットでも話題になってたエミリーですね。
これでも「?」がついちゃうんですね・・・。


確かにこの基準では、私のビデオは谷底付近かもです。
自分では谷の手前にいたつもりなんだけど。


不気味の谷を回避する方法は、海外では「擬人化-ロボットやモンスターを主役にする」なんだけど、これはモデリングが出来なければ無理。
日本では「アニメ絵化」だからね、こっちの方がまだハードルが低い。

少し「萌え」を研究してみるか(笑)。


「不気味の谷」動画

ポリゴンキャラクター関連本

2009年8月24日 (月)

容赦のないコメントで火だるま「ドレミッタ」

Doremitta「ドレミッタ」とは、オンラインショッピングサイトの「ECナビ」が運営している動画サイトです。動画を見てポイントをためると買い物ができる仕組みです。
映画の宣伝なんかに混じって素人の作品のコーナーがあって、そこに先週から私のビデオ「Ready for your Love(→)」も公開されてます。


でですね、感想が書き込まれてるのは嬉しいんですが、コテハンとはいえ匿名ですから、内容の容赦ないことといったらありません。
代表的なコメントとして「ボーカルの女の子が気持ち悪い」「スカート短すぎ」「何が言いたいのかわからん」のほぼ3点に集約されます。
も~ほんとにボロクソ(泣)。


もし心やさしい方がいたら、下記からコメントお願いします、私の心が折れる前に(笑)。書き込みには会員登録が必要だけどね。

「Ready for your Love」 in ドレミッタ


2009年8月22日 (土)

「バーチャルシンガー」のめちゃめちゃ大ざっぱな系譜(超私見)

最近は3DCGものやボーカロイドものばかりをネットで探しているので、バーチャルシンガーというものに対する自分なりの認識がまとまりました。整理しつつご紹介。


◆「バーチャルシンガー誕生」時代(2000年~)
21世紀になって「人間のアイドルなんてもう古い!これからはバーチャルアイドルだ!」なんてムーブメントがあったように記憶しています。
ネット上でも残骸を見つけることができます。

このころ作られたと思われるビデオを発見したので、2本ほどご紹介。
残念ながらバーチャルアイドル1号として歴史に名を残す「伊達杏子」のビデオは発見できず。人気なかったのねホントに。


1)テライユキ「my dearest you」
「バーチャルアイドル」としては最大(唯一?)の成功を収めたテライユキのミュージックビデオ。
ボーカル音声は人間の声。
YouTubeアクセス数4,400件(2009/8月現在、以降も同じ)。


2)ひかり「A Jellyfish Day」
これは全然知らなかったんだけど、ビデオの出来が素晴らしいのでご紹介。
これまた声は生身のシンガーです。
英語の発音がちょっと・・・、なんて言いません。
2000年当時のPCの能力でここまでのCGムービーを作るなんて想像を絶する。
ただただ脱帽。
アクセス数1,300。


◆暗黒時代(2001~)
2001年9月にフルCG映画「ファイナルファンタジー」公開。
これがギネスブック級の大失敗となり、それが原因なのかどうかわかりませんが、バーチャルシンガー界に目立った動きがなくなります。
もちろんゲームに3DCGは不可欠となっていましたが、キャラクター自体を売り出そうという動きはなかったように思います(私の認識不足ならご指摘よろしく)。


◆ボーカロイド時代(2007~)
初音ミクが発売されたのが2007年8月。
以降の快進撃はご存知のとおり。メジャーからリリースされたCDがオリコンの4位になったのが2009年3月。

まったくの余談ですが、2004年7月にこのブログでボーカロイドのことについて書いてます
プロの歌手の方や、数年後にDTMに目覚めるおじさんなんかがコメントをつけており、「日本語は正直厳しくね?」なんてあって、興味深いことこの上なし。

以下、私がノックアウトされたボーカロイドのビデオを3本ご紹介。


3)MEIKO「Dearest (pf mix)」
私が知る限りもっともリアルな人間の歌声に近いボーカロイド作品。
初めて聴いたときはぶったまげました。
アクセス数5,000(←ボーカロイド作品の主戦場はニコニコ動画なので、あくまでも参考値です、以下4~5も同じ)。


4)鏡音リン・レン「息吹」
これも初めて聴いたときはぶったまげた、クオリティ高すぎで。
ボーカロイドの特性をこれほど活かした作品はほかに知りません。
アクセス数5,800。


5)初音ミク「Lemoned I Scream」
初音ミクの歌ってどれもこれも歌詞が聴き取れないな~と思ってたら、それを逆手に取られました。
作者の選曲とアレンジのセンスに脱帽。
音源だけを抜き出してiPodでヘビロテしてるのはちょっと内緒。
アクセス数82,000(←これも参考値だけど、やはりケタが違う。初音ミク曲としては標準的なアクセス数というのが恐ろしいところ)。

※巡音ルカ作品には気に入ったものがないので、さりげなくこの曲にリンク


◆おまけ(カミングアウト)
いろいろ書きましたが、1995年に登場した究極のアニメアイドル(ある意味バーチャル)には、1)~5)が束になっても、全然勝てないかもね。
このバージョンの歌声が良すぎて、これまたiPodでヘビロテしてるのは超内緒。
アクセス数70万。

2009年8月20日 (木)

PIXIVに投稿してみた

イラストSNSとして一人勝ちのPIXIVに投稿してみました。
YouTubeの宣伝がミエミエでウザいのは百も承知。

ここを見てる人で、アカウント持ってる人がコンタクトしてくれたら嬉しいかも。


8/20追記
昼休みに会社で見たら、PIXIVアカウントがなければ原寸画像を見られないことをやっと知りました。
とりあえずここにも貼っておきます。
クリックで原寸表示。
5723992

それにしてもアクセスが少ない。
あらためてイラスト人口の層の厚さを知りました。

2009年8月 9日 (日)

巡音ルカの「R」の発音は外人に心地よいらしい

昨日YouTubeにアップしたビデオに、いくつか外人のコメントがつきました。外人受けを狙ったオリエンタルサウンドがまんまとハマったようです、しめしめ。
中にひとつ興味深いものがあったのでご紹介。

I liked the way she sang words with R's :)

訳)彼女の「Rのついた言葉」の歌い方が好きだ(^_^)


Luka四文字言葉ならぬ「Rのついた言葉」とは?
たぶんそれはサビに出てくる「around and around」のことを言ってるんだと思う。
作ってるときも、ここは可愛らしく発音してくれるんで、手直しの必要があまりなかったことを思い出した。
はからずも巡音ルカ(写真)の英語がネイティブにもそこそこ通用することがわかったのでした、この人カナダ人だけどね。

2009年8月 8日 (土)

POSERでロックバンド(その15 外人受けを狙ってみる)

3DCGソフトウェア「POSER」でロックバンドを作ろう!コーナーです。
新しいビデオができたのでお披露目します。
その前にうざい解説をちょっとだけ。

今までYouTubeにアップしたCG動画は、アクセス数こそボチボチですが、見ず知らずの外人さんからのコメントがあるおかげでモチベーションが続いてます。
中でも「インド音楽風インスト」と、「英語詞ポップス」の2曲の評判がまぁまぁ良いので・・・

今回は「オリエンタル曲調+英語詞」にしてみました。
そこ、「浅い」とか言わないように。


◆詞と曲
曲自体はもう10数年前に作った、エスニック(似非ニック)ミュージックです。
過去のバンドメンバーで無理やり聴かされた犠牲者多数。
英語の歌詞は新しく作成。
私の英語力では無理なので外注したら、あっという間にコンセプトに沿った東洋思想風の詞が納品されました。
優秀な 製薬 協力会社だなぁ(笑)。


◆ボーカルとシミュレーター
ボーカルは今回も「巡音ルカ」。
最近はリアル化シミュレーターに「ぼかりす」を使うのがトレンドのようですが、ここでは「Vocasim.0.0.4」を使わせていただきました。
感謝の意を込めてリンク&トラックバック。

人生は是勉学の事
VocalSIMulator –ボーカル歌唱のシミュレーション手法の提案(2008/07/06)

ビブラートの調整方法が見当たらなかったんですが、こちらにありました。こちらも感謝。

CloseBox and OpenPod
「ぼかりすでない何か」ことVocaSimがMacで動いた(2008/07/06)


◆映像と背景
フィギュアは今までと同じメンバー。
背景が3Dの構造物だと、照明が下手くそなせいか、どうしてもオモチャみたいになってしまうので、すべて写真にしました。
写真サイト「ゆんフリー写真素材集」を使わせていただきましたので、クレジットを入れておきます。

Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net


◆お願い
ということで、ちょっと見てやろうか、という奇特なみなさまにひとつだけお願い。
Fullscreenせっかくハイビジョンモード(1280×720px)で作ったので、右下の「全画面表示ボタン」だけはオンにしてくれたら嬉しいかも、っつーかオンにしやがれ。

Watch On YouTube
果たしてこれが目論見どおり外人にアピールするかどうか、現時点では不明であります。


→「POSERでロックバンド(その16 ボーカルオーディション再び)」へ

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