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2014年1月14日 (火)

カンフーハッスル地上波放送

わたくしの大大大好きな映画、カンフーハッスルが地上波で放送されます。
関東圏では15日(水)夜9時からTBS。
ひとりでも多くの方に見てほしいので、3つの推薦ポイントを勝手に考えてみました。

カンフーハッスル [Blu-ray]

◆その1.IMDbの評価がすばらしい
この監督の前作「少林サッカー」は日本でも人気が高いと思います。
好きな方も多いでしょう。
もちろん私も大好きです。

でも、かのIMDbで少林サッカーは7.3点カンフーハッスルは7.8点
意外に差があります。
日本では日韓W杯開催のタイミングもあって、少林サッカーの方がヒットしたけど、映画としてはカンフーハッスルの方が面白い、というのが世界的な評価なのかも知れません。
少林サッカー面白かった!と思った方はご覧になってみては?


◆その2.強さの設定がすばらしい
格闘モノなので「どっちが強い?」は重要なテーマです。
ご多分に漏れず「後から登場した奴の方が強い」のですが、その設定がなんとも絶妙なのです。

少しネタバレになりますが、映画はチンピラが警察署で暴れているシーンから始まります。
観客が「チンピラが警察よりも強い世界なのだな」と理解した直後、チンピラたちは新たに登場した組織暴力団に一蹴されます。
ここで観客の頭には「組織暴力団>チンピラ>警察」の図式が刻まれます。
ところがその組織暴力団を○○が圧倒し……という具合に強さが何層にも重なっていくのです。
そしてそのひとつひとつに説得力があります。

ときどきアクションもので、特に理由なく主人公が強くなったりする映画がありますが、そうした雑な脚本の映画はカンフーハッスルに土下座すべきです。


◆その3.演出・カメラワークがすばらしい
香港映画とあなどっている方もいるかも知れませんが、私の目からは演出もカメラワークも超一流ハリウッド映画と同等に見えます。

たとえば前述のチンピラが暴れているシーン。
警察署の吹き抜けにある立派な額に、署員がスローモーションで叩きつけられて1階まで落ちていくカットから始まります。
一発で観客の目をひきつける見事なオープニング!

出だしからこれですから、出てくる場面はどれも感心するものばかり。
監督のチャウ・シンチーはどうやら映画オタクだったらしく、過去の無数の名作を参考にしながらひとつひとつのシーンを作りあげていったに違いありません。
いやはや幸せそうで羨ましい!


以上、3つのポイントに絞って説明いたしました。
しかし、いくら素人の私が言葉を尽くそうと、この映画の素晴らしさを伝えきるのは無理です。
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ録画して堪能してください。
もし録画し忘れたら、週末ツタヤに行ってコレ借りてください、と最後は伊集院光的にシメ。

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