2019年5月31日 (金)

ゴジラキングオブモンスターズ初日ネタバレ雑感

ゴジラキングオブモンスターズ初日見てきました。
登場人物全員がバカな映画でした。
怪獣バトルを楽しむつもりが、脚本が雑すぎて入り込めず。
世間の評判は悪くなさそうだけど、私は駄作だと思います。
思いつくまま書いてみます。
ネタバレ全開。

◆ちょっとした不安
冒頭。
この世界には怪獣をコントロールする装置があるようです。
装置を発明した夫婦は今は別れており、母と娘が一緒に研究しています。
息子は前回のゴジラvsムートーで死んだらしい。
安っぽい家族愛展開が予想されてちょっと不安になります。

装置を使って母と娘はモスラを誕生させます。
巨大な幼虫を前にしてなぜか喜ぶ母子。
そこをテロリストが襲撃。
装置ごと母子を拉致します。
テロリストの親玉がチャールズダンスでワクワク。
タイウィンラニスター様ならぬるい家族愛展開など許さぬはず。

そのころ元夫は渡辺謙たちと行動を共にしており、テロリストを追っています。

◆その名はモンスターゼロ
舞台は南極へ。
テロリストは装置を使ってモンスターゼロを復活させようとしています。
ストロング・・・違ったモンスターゼロ?!
大昔の東宝映画「怪獣大戦争」で敵役であるX星人が名づけたキングギドラの別称です。
テンションダダ上がりです!

ギドラは氷づけで復活のときを待っているのだそうです。
これってクトゥルフ神話?
そう来たか!
さらにテンションマックス!

復活はジラしてジラして・・・まだ先かな~?
と思ってたら意外とあっさりギドラ登場。
追ってきた渡辺謙一行も巻き込まれます。
兵士が銃で攻撃しますがギドラ様に銃なんて効くわけなかろう。

と思ったらこのギドラ、妙に人間を意識してます。
数人の兵士に対して3本の首でビームの集中砲火なんかしちゃいます。
なんだか小物っぽくてイヤ。
その姿を見ただけで、その名を口にするだけで戦慄が走るギドラ様を期待していたので、ちょっと拍子抜け。

そこにゴジラ登場。
装置が呼んだんだっけ?渡辺謙が呼んだんだっけ?忘れた。
とはいえスクリーンの端と端でゴジラとギドラが対峙するとやっぱりアガるものがあります。
すごいバトルを期待しちゃいますが、初戦は予告編以上のものはなかったような。
というか、画面で何が起こってるのかわかりにくいこと多し。
ギドラが飛び去って第1ラウンド終了。

◆意外でダサい展開に萎える
テロリスト側にいる元妻から通信が入ります。
ギドラを復活させたのは妻の意思であることがわかります。
人間は地球にとってウィルスみたいなもんだから怪獣で浄化するんだとか。

・・・なにそれダッセー!
それどこのサノス?
ここで物語から心がどんどん離れていくのがわかりました。
この辺から記憶が曖昧です。

ゴジラVSギドラの第2戦は海上での戦い。
渡辺謙たちが近くで見てると米軍から通信が入ります。
なんとオキシジェンデストロイヤーなる新兵器を撃ちこむから退避しろとのこと。
なんでも3キロ圏内の生物をすべて死滅させるとか。
初代ゴジラを倒した酸素破壊剤とは似て非なるもののようです。
そんなの核攻撃クラスにヤバいのに、大統領でもない大佐(?)ぐらいの判断で撃っちゃいます。
もう力なく笑うしかない。

ゴジラがギドラの首1本を食いちぎったところにデストロイヤー着弾。
魚がプカプカ浮いちゃいます。
ここは笑うところ?
ギドラは飛んでいきゴジラ死んじゃいます。
なんでもギドラは宇宙怪獣だから効かないんだとか。
はあそうですか。
それは困りましたね。

首がちぎれたギドラはどっかの山の頂上に鎮座します。
ちぎれた首が生えてきます。
邪神ちゃん並みの再生能力。

これって「ガメラ対ギャオス」の旧作で---
海上の戦い→ガメラがギャオスの足を食いちぎる→逃げたギャオスの足が生え変わる
のオマージュ?
どうでもいいか。

◆だんだんどうでもよくなってくる
どこかの火山からラドンが登場します。
なんでもギドラ様が電波送ってるんだとか。
初代ラドンは火山で燃えちゃいましたが、こいつは炎属性があるらしく、上空を舞うと下にいる人々が全滅します。
なんだかゴジラやギドラよりずっとヤバい感満載。

渡辺謙たちは人々を避難させようとします・・・だったかな?もう雑に見てるのであまり覚えてない。
街ひとつ壊滅状態ですが、オスプレイ1台分の人を救ってなんとなくお茶を濁します。
よかったね。

ラドンと米空軍の空中戦。
ラドンの回転技の前に全滅。
そこへギドラ登場。
ラドンにビーム撃っちゃいます。
ん?お仲間なんじゃなかったっけ?。
墜落したように見えたけど、もはやどうでもいい。

ギドラ様の電波のせいで各地に怪獣が出現します。
一瞬しか映らなかったので特定できませんが、クモンガとか髑髏島にいた奴とかがいたような。
東京に何が現れたのかちょっと気になるところ。

ゴジラのところにモスラが飛んできてゴジラ生き返ります。
はいはい、よかったね。
生き返ったゴジラは海底深くもぐっていきます。
なんでも地球は実は空洞なんだそうで(ビックリ)、海底に神殿みたいのがあってゴジラそこにいました。
そこで放射能を補給してるんだって。
もうなんでもアリ。

ゴジラのコンディションは最悪ですが、近くで核を爆発させると元気になるそうです。
軍人でもない渡辺謙が志願します。
なぜか誰も止めません。
初代の芹沢博士は命をかけてゴジラを倒しました。
この芹沢博士は命をかけてゴジラを復活させます。

ゴジラが復活すると伊福部マーチが流れます。
♪ドシラ、ドシラ、ドシラソラシドシラ
チームのみんなも船の上で復活を喜びます。
あんたら、今ここで核爆発あったばかりだから放射能まみれのはずなんだけど。

娘が怪獣をコントロールする音源を奪います。
ボストンだかの野球場でそれを流すとなぜか各地の怪獣がおとなしくなります。
異変を悟ったのか野球場にギドラが現れます。
追いかけるギドラ、逃げる娘---

ここで劇場を出ました。
登場人物が死のうが生きようが、ゴジラとギドラのどっちが勝とうが、心底どうでもよくなったので。
レンタルした映画を途中でやめるのはときどきあるけど、劇場では久しぶり。
この監督と脚本家の名前は覚えておくことにします。
(最後まで観てないから採点する資格ないけどあえて)5点満点中★2つ
★1つじゃないのは、モンスターゼロのくだりで本当に期待させてくれたから。

◆シンゴジラの感想を読み返してみた
公開初日に雑感を書いたのは思えばシンゴジラ以来です。
どんだけゴジラ好きやねん。
ちなみにシンゴジラは5点満点中★5つ。
劇場を出て興奮して3時間後にアップしたものなので間違いも多いし、感想も薄っぺらですが、あらためて読むと楽しい。

2016年7月29日 (金)
シン・ゴジラ初日、全力でネタバレしつつ雑感
http://ghidghid.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-32ab.html

2019年1月 1日 (火)

お願いだから映画「メイドインアビス」を見てください

2013年春から深夜アニメを見はじめたニワカです。
この6年間で完走したアニメは110本ほど。
好きな作品はたくさんあります。
2018年秋期でも「ゾンビランドサガ」「グリッドマン」「風が強く吹いている」なんて前のめりになって見てました。

では110本中のベストは?と聞かれたら即答できます。
2017年夏の「メイドインアビス」です。
魂を持っていかれました。

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このアニメを人にすすめるにはハードルが2つあります。
1つめは「絵柄がかわいすぎる」こと。
画像のとおり主人公たちがひどく幼く見えます。
ヘタすればロリコンアニメに見えなくもありません。

2つめは「内容がハードすぎる」こと。
かわいい絵柄に反して主人公たちの運命が過酷すぎるのです。
正視にたえない人もいるかも知れません。

そんなアニメの総集編がロードショーで帰ってきます。
1月4日(金)から前編「旅立ちの夜明け」、1月18日(金)から後編「放浪する黄昏」が全国で上映されるのです。魂のファンとしては劇場で見なければなりません、なんとしても。

上映館こそ東京で3館(新宿・池袋・立川)、神奈川で2館(川崎・横浜)、千葉で1館(幕張)、埼玉で1館(大宮)と少なめですが、他の地方に比べれば恵まれています。
こちらで上映館を調べて劇場へGO!

だまされたと思って見てください。
すばらしい映画体験を約束します、特に後編!

◎オマケ
検索してみると私と同じような人がたくさんいます。
人はなぜかこのアニメを語るとき懇願口調になってしまうらしい。

2018年7月27日 (金)

【ネタバレなし】「カメラを止めるな」100本ぶりの星5つ

話題の「カメラを止めるな」観てきました。
「シン・ゴジラ」以来ひさびさの5つ星(満点)でした。
シンゴジの初日を観たのが2016年7月29日(興奮して3時間後にブログにアップ、今読むといまさら感がすごい)、以来ほぼ2年ぶり。

映画館・DVD・地上波などにかかわらず、観た映画はすべてFilmarksというアプリに登録しています。
感想ナシで星だけつけて、単位も小数点ナシ。

Filmarksマイページ

数えてみたら、ちょうどシンゴジラ以来100本ぶりでした。
内訳をみると---

・5つ星-2本(カメラを止めるな、シンゴジラ)
・4つ星-27本(万引き家族、バーフバリなど)
・3つ星-57本(ハンソロ、レディプレイヤー1など)
・2つ星-13本(ナイショ)
・1つ星-1本(ナイショ)

100本に2本ということは偏差値70以上でしょうか。
空耳アワーのジャンパーぐらいのレア度です。

8月からは公開館も大幅に拡大されるようなので、できるだけネタバレをシャットアウトしてお出かけください。

2018年4月14日 (土)

「パシフィックリムアップライジング」初日

◆前作は大満足も「シェイプ」は・・・

前作「パシフィックリム」はとても楽しめました。
格納庫に立ってるロボットを見ただけで熱いものがこみあげてきたものです。
1作め公開当時もブログ書いてました→目頭が熱くなったぜ「パシフィック・リム」(2013年8月10日)

ただ、残念ながら同監督のアカデミー受賞作「シェイプオブウォーター」はあまり刺さらず(今回デルトロさんは監督じゃなくてプロデューサーだけど)
少しだけ不安を抱えつつ映画にのぞみました。

果たして?

Pru

◆結論、とてもとても楽しめました

頭の悪い人間にはシェイプオブウォーターよりもずっと楽しめました。
前作のように身体が熱くなるようなことこそありませんでしたが、「楽しさ」という点では上回ったかもしれません。
若干のネタバレを含みつつ雑感。

とにかくツッコミどころが多い!
日本人なら特に後半はツッコミの嵐でしょう。
筒井康隆の小説で「大仏が吹っ飛んで琵琶湖に落ちた←日本をよほどせまい国だと思っているらしい」ってのを思い出しました。

さらに、前作とのつながりを考え出すとキリがありません。
「あいつらどこ行ったの?」は誰しも思うところでしょう。
何よりもさびしかったのはロンパールマンの不在。
クツの映像のアップ→前作のラストで探してたクツを履いたロンパールマン登場!だろ?とずっと思ってたのはオレだけではないはず。

ただ、テンポがいいので数々のツッコミどころも気になりません。
冒頭からジョンボイエガが美少女と走り回ります。
美少女はロボのパイロットですからたぶん14歳?期待の新人かも知れません。
このへんはスターウォーズEP7を連想させてくれます。

エヴァっぽいところも大いにお気に入り。
赤くてスリムな機体とか、量産機が暴走して関節のすき間から粘膜がはみ出したりするところでワクワク。

この映画は数人で飲みながら見るのがいちばん楽しそう。
5分ごとに「そんなアホな!」とか画面にツッむと盛り上がりそうです。

◆プラモデルがほしい!

無性にプラモデルがほしくなってしまいました。
特にスリムで赤い機体の「セイバーアテナ」。
ところがamazonでさがすと、セイバーアテナのプラモデルは出てないんですね。
あるのはフィギュアだけ。
世間と感覚がズレてるんかなぁ。

2017年3月 9日 (木)

Filmarksに見た映画を全部ぶち込んだ

友だちが亡くなって以来、じっとしてると悲しみが襲ってきます。
そんなときは単純作業に没頭するのが一番。
ここ2週間ほど、見た映画のデータをFilmarksに入力することに明け暮れてました。
作業している間は気をまぎらわすことができます。

 

◆入力ルール

入力するにあたって自分なりのルールを決めました、
オタクはすぐ自分ルールを決めたがります。

・媒体は問わず、劇場・レンタル・テレビでもOK
・エンディングまで見た映画だけを対象とする、中途リタイヤは対象外
・どんな映画か他人に説明できる作品に限る

3,000本ぐらいかな?と思ったら1,000本ちょいでした。
う~ん、人生は限りあるな。

▼1091本
1091_2

入力する際に☆もつけました。
Filmarksは小数1桁まで入力できますが、厳密にすると時間がかかります。
ざっくり☆1~☆5で判定。
1本あたりに使う時間は平均5秒。

☆5は偏差値70以上とすると全体の5%ぐらい?
とすれば1,000本中50本ぐらいが適切なバランスなのかも。
実際には「燃えよドラゴン」や「フランケンシュタイン対地底怪獣」「ロッキーホラーショー」「ジョゼと虎と魚たち」「シンゴジラ」など25本でした。

▼ベスト
Best_2

☆1となるともっと難しくなります。
途中でイヤになった映画はリタイヤしてしまうので、本数が限られてしまうのです。

よくワースト映画の例に出されるアサイラムやトロマの作品は、ほとんどが☆2つ。
出演者を心底気の毒に思ったり、制作者にいきどおりを感じて最後まで見届けてしまったものだけを☆1つにしました。
「洞爺湖サミット危機一髪」「阪急電車」「ダイナソーファイターVS巨大恐竜」「ヤッターマン」など9本。

▼ワースト
Worst_2

もう少し全体を見直して標準偏差的な分布に近づけようと思います。
・・・こんなことばかり考えてるのはやっぱり病気だ。

 

◆ブラウザよりアプリ

Filmarksのブラウザ版は自由度が低いのですが、スマホアプリ版にはソート機能があります。
「制作年度順」のソートはなかなか興味深いリストになります。
一番古い映画は「キングコング(1933)」。
ベスト10(オールド10?)を並べみるとこんな順でした。

1.キングコング(1933)
2.嵐が丘(1939)
3.風と共に去りぬ(1939)
4.ピノキオ(1940)
5.市民ケーン(1941)
6.バンビ(1942)
7.カサブランカ(1942)
8.誰がために鐘は鳴る(1943)
9.天井桟敷の人々(1945)
10.荒野の決闘(1946)

Old

怪獣映画とアニメばっかり見るようになる将来が予言されているようです。
なんてことを考えて気をまぎらわしている今日このごろ。

2016年12月12日 (月)

「この世界の片隅に」のすごさがいまいちわからなかった私のような人へ

◆すいていた豊洲の劇場
評判がすごいので、公開した翌週に見に行った「この世界の片隅に」。
豊洲の劇場はすいてました。
自慢ではありません、もっと熱気のある劇場で見たかったということです。

Katasumi

2016年版の「火垂るの墓」かな?と思ってたら、「『性』も『死』も描かれたサザエさん」みたいな話でした(サザエさんの連載スタートが昭和21年だそうなので、地続きの印象を持ったのもあながち的はずれではない・・・よね?)。

確かにイイ映画だとは思ったけど・・・
「それほどか?」というのが率直な気持ちでした。
シンゴジラの初日に身体の芯からシビれ、3時間後にブログにアップした熱量には及びません。
ゴジラなら何時間でも語れるけど、片隅は2時間あれば十分かな?みたいな、ね。

よく見かける意見で「すずさんの実在感が半端ない」とありますが、それは今までのアニメでも一緒じゃね?クシャナやクロトア、ムスカなんて大人キャラはオレの中では実在感あるよ。
「取材の密度がすごい」と言われても、実際の呉の町なんて知らないしなぁ、とも。
プロの眼で見ると違うもんなの?「仮現運動」って何よ?やっぱオレのアニメを見る能力が低いのかなぁ、とかね。


◆マイマイ新子と千年の魔法
くやしいので同監督の過去作「マイマイ新子と千年の魔法」を借りてきました。
で、見てみるとノスタルジックで、なんというか「正しい」アニメなわけです。
主人公と一緒に楽しんだり悲しんだりできます、極端ではない振れ幅で。
「普通にイイ」という言葉がピッタリかも知れません。
言いかえると「何かがふっきれててぶっちぎりでダントツ」というたぐいの作品ではないのです。

ところが---
DVDにはコメンタリーが2種類収録されてました。
ひとつは片淵監督とアニメ評論家の氷川竜介版、もうひとつは監督とスタッフ(演出・編集・監督助手ほか)版です。
まず監督&氷川版を聞いてみました。
最初は軽く聞き流していたのですが、今はもう存在しない駅のシーンの解説で「この光の入り方は演出優先で本物とはちょっと違うんですよね」とか言い出したときに「ん?」。
いや、映画の光の向きなんてウソが多いことはみんな知ってるし、何よりもう存在しない駅なんでしょ?
誰も文句言わないって。

ただ事じゃないとわかったのはハイヤーの中のシーン。
昔の車なのでシートに布がかぶせてあります(言い忘れましたが舞台は昭和30年の山口県です)。
「布のデザインは交通博物館の資料で調べました」だって!
一事が万事この調子。
それでも氷川竜介の時間を確保するため監督もちょっとセーブ気味です。

2つ目のコメンタリーになると監督の独壇場。
画面で起こっていることすべてを説明しようとします。
「あそこの山は◯◯山、今見えてきたのが△△山」とか「ここは『パルプフィクション』のドラボルタのダンスのオマージュ」とか「星空は正しい方向になるように、背景ではなく合成してる(←!)」とかね。
いやもう語る語る。
その情報量たるや聞いてるこっちの頭がパンクしそう。
気がつくと1時間半の映画をまるまる3回見てました。
4時間半が経過しててもうぐったり。

オタクやサブカルの重鎮たちは片淵監督の作品に向かう姿勢を知ってのうえで「この世界~」を見たので、圧倒されたのかも知れません。いやそうに違いない。
たぶん再度「この世界~」を見たら、まったく印象が変わると確信しています。
昨日までのオレじゃないぜ。


◆「この世界~」のすごさがいまいちわからなかった私のような人へ
にわかの私が言うのもなんですが、ぜひ「マイマイ新子と千年の魔法」を見ることをおすすめします。
できればオーディオコメンタリー込みで。
ひとつアドバイス。
近所のゲオでは発見できず、ツタヤではキッズコーナーの棚にあったので見つけるのに苦労しました。
でもこれどう考えても子供向けじゃないよな。

2016年7月29日 (金)

シン・ゴジラ初日、全力でネタバレしつつ雑感

シン・ゴジラ初日みてきました。
怪獣映画もエヴァも大好きな私は心の底から満足。
以下、全力でネタバレしつつ雑感です。
予備知識をまったく仕入れず1回鑑賞しただけなので間違いも多々あるはず。その点お目こぼし願います。

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◆前半は「サキエル対既存兵器」
東京湾から巨大生物が出現。
駆除するか?捕獲するか?追い払うか?で政府の対応が問われます。
攻撃しようとした直後、1度は取り逃がしてしまいます。

いきなり余談ですが、この映画では「怪獣」という語句は劇中で1回も使われなかったように思います。
そんな概念のない世界という設定なのでしょう。
確かリメイクガメラも「カメという生物がいない世界」だったはず。
このへんは樋口真嗣センスなのかも知れません。
余談終わり。

やがて巨大化して再び現れた巨大生物に自衛隊が総攻撃。
予告編でも紹介されている多摩川のシーンです。
しかしまっっっっっったく歯がたちません。
この様子がエヴァンゲリオン第1話「使徒襲来」対サキエル戦そのまんまなのです。
くやしがって鉛筆を折る描写はなかったけれど。

エヴァ第1話の前半を徹底的にリアルにしたのが今回のゴジラ映画です。
庵野秀明の原点なのかも知れません。
見ていてドキドキワクワク(←昭和)が止まりませんでした。


◆N2地雷=核攻撃
エヴァ第1話では飛び道具を使った使徒に対してN2地雷攻撃を試みます。
ドラマ内で明言はされていませんが、これは核兵器のことでしょう。

ゴジラも米軍の兵器に対してとんでもない飛び道具---ぶっちゃけると「巨神兵東京に現る」まんまのビーム---を発射します。
脅威に感じた米国は核攻撃を検討します、東京のド真ん中で!

被爆国としてそれだけは阻止せねば、ということで主人公たちが考えたのがゴジラ中和凍結作戦。
そう、84ゴジラのカドミウム弾です。
ちなみにスーパーXは出てきません(安心)。
あの映画は大嫌いなのに、本当にどうでもいいことに限って覚えているものです。


◆後半は「ラミエル対新兵器」
作戦の名称は「ヤシオリ作戦」。
全員が心の中で「ヤシマ」じゃねえのかよ!とツッコミ。
オレてっきりあの折り紙が「ヤシオリ」なのかと思ってたら、ヤマタノオロチを退治した酒のことなのね・・・またひとつ余計なことを覚えてしまった。

古今東西、怪獣に何かを飲ませて退治する話はミサイル的なものが主流だと思います。
元祖中の元祖リドサウルスにはじまり、ペギラ、前述の84ゴジラ、中にはパラシュートを飲み込ませるバランなんてのもありました(古今東西といいながら古いのばっか 汗)。
スタッフの頭にはやりつくされた感があったのでしょう。
議論が延々とくり返されたにちがいありません。
最終的に決まった絵柄はなんと消防車!ポンプ車!(←爆笑)
寝転んでおとなしく紙パックのジュースを飲んでるようなゴジラの姿がとてもラブリー。

この辺で制作陣の「後半はエンタメだよ~ん」という声が聞こえました、私の頭の中では。
その最たるものが在来線爆弾!(←爆笑)
過去さんざん怪獣に壊されまくった山手線がゴジラを倒す日が来るなんて!
私は喜んで見てましたが、バカバカしいという声も多いような気がします。
「なんでゴジラわざわざ起こすの?おとなしいときに薬飲ませちゃえばいいじゃん?」とかね。それじゃクライマックスが盛り上がらないじゃん!


◆伊福部サウンド満載!ついでにエヴァBGMも
サウンドにもとても満足でした。
ゴジラ出現時はもちろん、クライマックスで伊福部サウンドが高らかに鳴り響きます。
ヤシオリ作戦のバックには伊福部怪獣マーチを何曲もつなげたメドレーが流れました。なんてゴージャスな。
さらに、作戦本部のBGMにエヴァBGMのアレンジバージョンが流れたときは思わず笑みが。


◆小ネタ
在京のテレビ局が全部ゴジラの特番をやってるのに、1局だけアニメやってるのにも笑いました。
しかもあれはたぶん「オチビサン」by 安野モヨコ(笑)。


◆役者について
登場人物が多く、特定の誰かに感情移入するような作りではなかったのもよかった。
「おのれゴジラ、お前をいつか倒してやる!」的な、ね。
でもってそいつがスーパーマン的に活躍すると鼻白んでしまいます。
暑苦しいのは苦手。

そうそう、石原さとみは「樋口監督作では変な役をやらなくてはいけない」という契約でも結んでいるのだろうか?
進撃の巨人に続いて今回もアニメチックで不思議な演技だなぁ、と思ってましたが・・・。

途中で気づきました。
この映画に若い女性の主要キャストは2人だけ。
1人は自信満々(過剰?)のアメリカ大使で米クォーターの石原さとみ。ロングヘアー。
もう1人は無愛想な研究者の市川実日子。ショートボブ。
これアスカとレイだよね?庵野監督的文脈で考えると。

ヤシオリ作戦が成功したときに市川実日子がちょっとだけ微笑んだのもサービスのひとつでしょう。
だったら2人でエレベーターに乗ってケンカしてくれればもっとわかりやすかったのに!


ダメだぜんぜん書き足りない。
ラストの尻尾に生えた(?)ミニラのカットや数々の実相寺アングル、國村隼が巨大化しなかったことなどなどはまた後日。

2015年7月13日 (月)

ミカサを助ける巨人エレン-水野久美を助けるフランケン

私の大好きな映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」のDVDが7月15日に再発売されます。
大変よろこばしい。
それにしてもこのタイミングでなぜ?


◆アニメ版「進撃の巨人」を見て
ひとつ考えられるのは、実写版「進撃の巨人」の公開に先がけたのかも?ということです。
先日アニメ版「進撃の巨人(前編)」を見たらこんなシーンがありました。

主人公のエレンは行方不明→ヒロインのミカサは力の限り戦うも力つきて地面に落下!→新たな巨人が迫る!絶体絶命のミカサ!→あわやというところに巨人化したエレンが登場!

燃えるシーンです。
これとほとんど同じシーンが「フランケンシュタイン対地底怪獣」にも出てきます。つい先日もブログで書きましたが、再び引用。

地底怪獣バラゴン出現!→こける水野久美!→獅子舞のようなバラゴンのアップ!→悲鳴をあげる水野久美!→そこに颯爽と割って入るフランケンをローアングルから!

ありがち度満点のシーンだけど燃えずにはいられません。


◆実写版の脚本家
実写版「進撃の巨人」の脚本家の1人はなんとあの町山智浩。
大の怪獣映画ファンとしても有名です。
きっとツボを押さえた燃えるシーンを見せてくれることでしょう。
フランケンと同じようなカメラアングルが出てきたらニヤリとしてしまうかも知れません。
期待しちゃうなぁ。

2015年7月 6日 (月)

ロードオブザリング風タイトルロゴの作り方

昨日YouTubeに動画をアップしました。
タイトルロゴをロードオブザリング風にしてみたところ、とてもうまくできたのでイイ気分。
作り方を覚え書きしておきます。


◆フォントは「指輪を運ぶ者」Rinbearer
このフォントを使いました。
RINGBEARER

リンク先のサンプルを見ると嬉しくなってしまう人も多いでしょう。
私もそうでした。
さっそくチャレンジ。


◆作り方
動画のタイトルは「The Legend of the Lost Forest(失われた森の伝説)」。
中二病丸出しですが、わけがあります。
まずは小文字のみでベタ打ち。
行間を調整して文字はセンター合わせ。

Blog01a

このフォントは大文字と小文字で形の違いはありません。大きさが違うだけです。
単語の端っこの文字を大文字に。
どこを大きくするかは見た目で決めるしかなさそうです。

このタイトルはわざと「L」や「D」が端っこになるような単語を選んであります。
「OF THE」が真ん中に来てるのももちろん狙いどおり。

Blog02a

これだけでかなりイイ感じですが、もうひと押し。
文字組みのサンプルを見ながら文字間をツメていきます。
特に大文字の前後はギチギチにした方が迫力が出るみたい。

Blog03b

文字を白抜きにしてシャドウを大げさに加えて完成。

Title01

時間のある方は、ムービーの中でどんな風に使われたかチェックしてみてください。
ご心配なく、開始6秒であらわれます。

2015年7月 2日 (木)

4DXで見るべきだったか?!マッドマックス怒りのデスロード

◆ファーストデイ到来
昨日は映画の日でした。
「マッドマックス怒りのデスロード」を見に行かなければなりません。
私が会員になっている「ユナイテッド・シネマ豊洲」では4D上映---椅子が揺れたり水が出たりするやつ---をやってます。
マッドマックスならば車に乗ってる気分で見たいもの。
昼ごろ予約しようとしたら---

Madmax_4d0

レイトショーまで満杯でした。
うーん考えることは誰でも同じか。
結局穏便に2D字幕で鑑賞。


◆マッドマックス2を超えた!
「怒りのデスロード」はとんでもない映画でした。

過去作は「2→1→3」の順に好きです。
たぶん大方の世間の評判と同じでしょう。
しかし4作目を見て「4→2→1→3」に入れ替わりました。
伝説になってしまった映画は過去作を超えられないのが常なのに、軽~く頭を飛び越えていきました。

1の「病室のグース」やクライマックスの「目玉ボーン」、2の「ヒューマンガスの演説シーン」や「ブーメラン指飛ばし」、「ラストの激突」、3の「ブラスターの正体」級の衝撃が5分に1回ずつあるような映画です。

ただの派手な映画かというとそんなことは全然ありません。
マックスとヒロインが自然な流れで共闘するシーンなんて、胸に熱いものがこみあげてきます。
あのシーンを見にもう何回か映画館に行ってもいい。

なんとか時間を作って4DXはチェックしておきたい。
とにかく車に乗ってる時間が長い!
エンジンの修理や車の乗り換えも全部走りながらやっちゃいます。
劇場の座席は揺れまくりでしょう。

ウワサではシャーリーズセロンに唾を吐きかけられるシーンで顔に何か飛んでくるとか。
ある種の性癖の方にはとんでもないご褒美もあるようです(私は興味ありません、断じて)。
いつ行けるかなぁ・・・


◆4DX上映ってどうなの?
以下ちょっとまじめな考察。

「4D上映?そんなのもう映画じゃないよ、ただのアトラクションじゃん」と考える人もいると思います。
私もそうでした。
しかし映画技法の本を読むうちに考えが変わりました。

1920年代にセリフのあるトーキー映画が出現したとき、こんなことを言う無声映画の監督がいたそうです。
「オレたちは芸術を作ってるんだ、見世物を作るつもりはない」。
この考えは根強く残っており「映画でものごとを伝える手段としてセリフは最下位である」とハッキリ書いた映画技術書もあります。

恐らくカラー映画が出現したときや、フィルムからデジタルに転換したときも、同じような議論が繰り返されたに違いありません。
こう考えると軽々しく4D映画をバカにするのは控えた方がよさそうに思います。

・・・マジメかよ!

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